【お肌の水分量は足りてますか? 肌トラブルをおこさないためにできること】①
肌のカサつき、キメの乱れなどに悩まされている方は、肌の水分量が不足している可能性が考えられます。
肌の水分量を適度に保つことで、うるおいのあるキメの整った肌を保ちやすくなります。
ここでは肌の水分量と肌の健康の関係性、肌トラブルを防ぐためにできることをご紹介します!
【お肌の水分量はどれくらい?】
水分量が足りている肌には、ツヤとハリがあります。
そもそも、肌の水分量はどれぐらいが理想なのか詳しくみていきましょう!
【肌の水分量は20~30%といわれる】
健康的な肌の水分量は、20~30%といわれています。
肌にツヤとハリがあり、キメが整っている場合は、適度な水分量を保てていると考えられます。
【20~30%を切ると乾燥している】
肌の水分量が20~30%を下回ると、カサつきやキメの乱れ、乾燥小じわなどがあらわれます。
肌の乾燥を放置すると、外部刺激によって炎症がおきて、赤みや強いかゆみに悩まされる恐れがあります。
肌トラブルを放置すると、くすみやシミなどがおこる可能性があるため、できるだけ早く対処しましょう!
【水をたくさん飲めば乾燥肌は改善される?】
肌の水分量が不足している場合は、
水をたくさん飲むことで改善するのではないかと考える方は多いのではないでしょうか。
水の摂取量と肌の水分量の関係について、詳しくみていきましょう!
【水だけで肌の乾燥が治るわけではない】
水を飲むだけで肌の乾燥が治るとは限りません。
乾燥肌は睡眠不足や栄養不足、運動不足など、さまざまな原因でおこります。
水分の摂取不足が原因で肌が乾燥している場合は、水を飲むことで多少は改善するかもしれませんが、多くの場合は複数の原因が重なっているため、水を飲むだけで健康な肌になる可能性は残念ながら低いと言えます。
【体重に見合った水分量を摂取する】
必要な水分量は体重によって異なりますが
体重60kgの成人は、1日あたり約2.5リットルの水分をとる必要があります。
ただ食事からも水分をとれるため、水を2リットル飲む必要はありません。
例えば食事から1リットル、飲み物から1.2リットル、体内で作られる水分が0.3リットルで2.5リットルを満たせます。
1日に必要な水分量は、次の計算式で算出できます。
【体重(kg)×40】
体重50kgの場合は、50kg×40=2,000ml/日となります。